左下慢性化膿性歯周炎
投稿日:2019年10月31日
カテゴリ:院長ブログ
本日、左下6番に慢性化膿性歯周炎の患者さんの治療をしました。
慢性化膿性歯周炎は以前、虫歯になって根の治療(歯の神経をとる治療、抜髄といいます。)をした歯ですが、きれいに治療してもどうしても、唾液やばい菌が入ってしまいます。その後、問題なく経過していくことがほとんどですが、まれに残っているばい菌が活動を始めます。そして、根っこの先の神経の出入り口のところに、膿がたまってしまいます。
レントゲン上で膿がたまっても、必ずしも痛みが出るわけではありません。しかし、膿がたまっていると、感染源である根管内に、ばい菌が潜んでいる可能性があります。そのため、そのばい菌をリーマーといわれる器具や、ファイルといわれる器具を使用して、歯の根っこの中(根管)を掃除すり必要がある場合もあります。
根管の中を掃除した後は、空洞があります。そこで、その空洞に再びばい菌が繁殖しないように、ガッタパーチャという、最終的な薬をつめて、根の治療が終わります。
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