虫歯によって生じる3つの痛みとは?
投稿日:2022年6月16日
カテゴリ:スタッフブログ
虫歯によって生じる3つの痛みについて
虫歯になると、歯の変色や痛みを感じるなどの症状があらわれます。虫歯による痛みは主に3つあり、進行状態によって異なります。今回は虫歯によって生じるそれぞれの痛みの特徴や原因についてお話したいと思います。
虫歯によって生じる3つの痛みの特徴と原因
冷水痛
虫歯によって生じる痛みその①は「冷水痛」です。冷水痛とは、冷たいものを口にした際の刺激によって歯がしみたり、痛みを感じたりするというものです。冷水痛は象牙質にまで虫歯が進行した際に起こりやすくなります。
歯の一番外側にあるエナメル質は外部からの刺激を歯の神経へ伝達しないため、痛みなどを感じることはありませんが、エナメル質の下にある象牙質には神経へと繋がる細い管があるため、温度や刺激が神経に伝わり、痛みが生じます。また、虫歯以外でも冷たいものを口にした際に痛みを伴うことがありますが、虫歯による冷水痛は一過性ではなく10秒以上継続して痛みを感じるという特徴があります。
甘味痛
虫歯によって生じる痛みその②は「甘味痛」です。甘味痛は文字通り、甘い物を口にした際に生じる痛みです。甘味痛は虫歯によってむき出しになった象牙質に飲食物に含まれた糖分や糖分を含んだ唾液が触れる際、浸透圧の変化によって歯が痛んだり、しみたりします。
温熱痛
虫歯によって生じる痛みその③は「温熱痛」です。温熱痛は温度の高いものを口にした際に感じる痛みです。温熱痛を感じる場合は、神経にかなり近い部分まで虫歯が進行している可能性が高いため、できるだけ早めに治療することをおすすめします。
また、温熱痛を感じる段階まで虫歯が進行している場合は、入浴や運動なので体温が上昇した際に痛みを感じたり、歯の周辺の炎症、排膿などの別の症状で痛みを伴う可能性があります。
上記のように虫歯の進行とともに感じる痛みも増えていきます。少しでも違和感や痛みを感じた場合は、できるだけ早めに検査・治療を受け、虫歯の悪化を防止しましょう。
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