銀歯 投稿日:2019年3月12日 カテゴリ:スタッフブログ 昔、虫歯の洪水の時代は、虫歯になれば削って銀歯にするということが主流だったそうです。 現在初期の虫歯なら、フッ素などによる再石灰化により回復することが分かっています。 また、銀歯にするにはある程度大きく削らないと、銀歯の維持ができないため、侵襲が大きく、また、銀歯では適合が劣るため、セメントでつけた後溶けだしたりして、中が再び虫歯になったりすりことがあります。 そのため、適合がよく、プラークのつかないセラミックがかぶせ物としては優れており、現在は溶けださないセメント、レジンセメントというのも開発されています。 虫歯は大きくなると歯の中の神経の歯髄に炎症を起こし、それを取らなくてはいけなくなります。治療した後、再び細菌感染を起こし、腫れたり、痛みが出て再治療を繰り返すうちに、歯を失ってしまいます。 患者さんには、様々な選択肢があるので長期的に考えて、健康を保つため、よい選択をしてほしいと思います。 ■ 他の記事を読む■ « 3.11 東日本大震災 ユニフォーム交換 »