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支台築造

投稿日:2019年11月5日

カテゴリ:院長ブログ

本日右上6番のファイバーポストコアを築造しました。

コアというのは歯の神経の治療をした後、歯質が、虫歯や削ったりして中が空洞になり、小さくなってしまった残存歯質にコアというのを入れることにより、歯の芯を強くして被せ物を被せる土台を作る心棒みたいなものです。

材質によってメタルコア、レジンコアというのがあります。

以前はメタルコアが、主流でかなり使われていましたが、最近はレジンコアという種類のコアが多くなっています。

メタルコアは、歯質より硬いため条件によっては、咬合力が加わったとき歯根(歯の根っこ)が破折しやすいといわれています。

レジンコアもいろいろありますが、最近よく使われているのが、ファイバーポストコアという種類のレジンコアがあります。ファイバーポストは歯質の象牙質といわれる成分に硬さが近いため、咬合力が加わったときに、歯根が破折しにくいと言われています。

しかし、歯質がほとんど残っていないような歯にレジンコアを装着してしまうと、レジンコアが破折しやすいので、場合によっては、メタルコアの必要もあります。

ケースバイケースでコアを考えていかなければなりません。

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