親知らずの抜歯で痛みを抑えるための対策とは?
投稿日:2022年8月3日
カテゴリ:スタッフブログ
親知らずの抜歯で痛みを抑えるための対策について
親知らずの抜歯と聞くと「痛い」「怖い」などのマイナスなイメージを抱く方が多いと思います。抜歯は外科処置ですので、通常の歯科治療と比べると不安や心配は強くなると思います。しかし、抜歯時には麻酔が効いていますので、ほとんど痛みを感じることはありません。
麻酔が切れた後は少しずつ痛みを感じるようになりますが、抜歯に要した時間や親知らずの状態、抜歯後の対応によって痛みや腫れの度合いは変わってきます。
今回は親知らずの抜歯の痛みを抑えるための対策についてお話したいと思います。
親知らずの抜歯の痛みを抑えるための対策について
お口の中を清潔に保つ
親知らずの周辺に汚れが溜まると、細菌が繁殖して炎症が起こってしまいます。炎症がある場合は、麻酔の効き目が低下する可能性があるため、親知らずの抜歯前はお口の中を清潔にしておきましょう。
麻酔の効果が切れる前に鎮痛剤を飲む
親知らず抜歯後は麻酔の効果が弱まると共に少しずつ痛みを感じるようになります。麻酔の効果が完全に切れてから鎮痛剤を飲んでも大丈夫ですが、お薬がしっかり効くまでの間は痛みを感じることになります。そのため、麻酔の効果が切れる前に予め鎮痛剤を飲んでおくと痛みをほとんど感じずにお過ごしいただけます。
何度もうがいをしないよう気をつける
親知らずを抜いた後は、一時的に傷口からの出血があります。血が気になるからといって何度もうがいをすると、傷口のかさぶた(血餅)が剥がれ、強い痛みを伴う「ドライソケット」になる可能性があります。そのため、出血が気になってもできるだけうがいはせず、ガーゼなどで傷口を圧迫して止血しましょう。
傷口を舌や手で触らない
親知らずを抜歯した後は、かさぶたが剥がれたり、細菌の感染が起こったりして痛みを伴う可能性があるため、抜歯部分が気になると思いますが、できるだけ舌や指で傷口を触らないように気を付けましょう。歯磨きの際も傷口が治癒するまでは直接のブラッシングを控え、軽くうがいをする程度にしておきましょう。
処方されたお薬をきちんと服用する
親知らずを抜歯した後は、必要に応じて抗生物質なども処方されます。抜歯した部分の傷口が細菌感染を起こすと、痛みや腫れを伴うため、処方されたお薬はきちんと服用しましょう。
負担の少ない食事を心がける
親知らず抜歯後、傷口が治癒するまでの間は固いものや刺激の強い食事は傷口に負担がかかってしまい、痛みなどを生じる可能性があるため、できるだけ控えましょう。
親知らず抜歯の際は、上記のことに気をつけることで痛みを極力抑えることができます。親知らずを抜歯する予定のある方はぜひ参考にされてください。
札幌市西区西野で親知らずの抜歯なら村川歯科医院までお気軽にご相談ください。
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