定期健診
投稿日:2019年11月8日
カテゴリ:スタッフブログ
当院は、予防型の歯科医院を目指しています。概ね、1~3ヶ月に一回の定期健診を推奨しています。
定期健診している人は、していない人に比べ歯の喪失率が違います。歯を喪失する原因の9割は、虫歯と歯周病です。つまり、虫歯と歯周病を予防していけば、入れ歯になる可能性が低くなります。
特に歯周病で抜歯になる可能性が高いです。歯周病は、プラークという細菌の塊が歯茎に炎症をおこして、歯を支えている骨を徐々に溶かしていきます。
本日、8年くらい定期健診に来院されている患者さんのレントゲン撮影を行いました。しかし、歯周病の進行はあまりなく、歯を支えている骨の状態もほとんど変わりありませんでした。
歯周病は基本的に、1本だけ進むよりかは、全体的に進んでいきます。そのため、1本だめになったら、他の歯も歯周病が進行している可能性が高いので、次々と抜歯になることもあります。そして、ほとんど自覚症状がないため、放っておきがちになってしまうのです。そして手遅れになって抜歯ということになります。
ですから、健康なうちから、定期健診で歯周病の状態をチェックして、クリーニングしていくことが重要です。
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