矯正装置装着
投稿日:2019年10月26日
カテゴリ:院長ブログ
本日は、小児の矯正装置を装着しました。
患者さんは、上顎前歯部の反対咬合と、叢生(歯並びが、ガタガタしていること)でした。
そこで、スケルトンという歯列弓を拡大する装置と、前歯部の反対咬合を前方に動かすため、スケルトンという装置にリンガルアーチという装置をつけ、補助弾線というワイヤーで後ろから上顎前歯部を押す装置を作りました。
上顎両側6番をエッチング、プライマーをつけ表面処理した後、セメントで上記の装置をつけました。
拡大は装置の中央にネジがあり週に2回ずつ回し広げていくよう説明しました。
固定式と可撤式(取り外し式)装置がありますが、可撤式も食事の時以外ずっと着けていないといけませんし、可撤式は装置を外しているときは力がかかりません。
固定式は24時間力が歯にかかり、動いていきます。そのため、固定式のほうが効果が早いと考えています。
お家での歯ブラシで取り切れない汚れは、月に一回の健診の時にクリーニングしていきます。
拡大装置をすることによって、抜歯を矯正を相当程度防ぐことができるので、小児の歯並びでお困りの方はぜひご相談ください。
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