右下6番根管治療
投稿日:2019年10月25日
カテゴリ:院長ブログ
本日右下6番の抜髄を行いました。虫歯が進行し、歯髄炎という状態になったため、歯の根の治療、いわゆる根管治療を行いました。
下顎の大臼歯部は神経が通っている穴が、3つないし、4つあります。患者さんによっては、狭窄して非常に拡大が難しく時間がかかることが多いです。
当院では、根管治療はNiTi(ニッケルチタンファイル)をよく使用しています。電動の器具で拡大するので、従来の手用で行う根管治療よりも時間もかからず治療できます。
今日は、麻酔して治療が終わるまでに30分以内に終わることができました。いつも早く終わるとは限りません。なぜなら、神経が石灰化と言って歯と同化してしまうと、根管口という神経の入り口を探すのが難しくなります。場合によってはみつからないこともあります。しかし、当院ではCTを導入しているため、3次元的に根管を見つけることができるので、比較的根管治療も以前より精度が高くできるようになりました。
これからも設備をそろえ患者さんによりいい治療を行うため頑張っていきたいと思います。
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