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ストレスがむし歯や歯周病リスクを高める原因とは?

投稿日:2022年10月14日

カテゴリ:スタッフブログ

ストレスがむし歯や歯周病リスクを高める原因について

ストレスが虫歯や歯周病を悪化させる原因

私たちの身体は全ての組織が繋がっており、悩みやストレスで精神面が乱れることによって肉体的な健康にも支障をきたす可能性があります。例えば、うつ病や自律神経失調症、胃潰瘍などはストレスなどの精神的な要因が大きく関係していることが明らかになっています。またその他にも、あまり認知されてはいませんが、むし歯や歯周病などのお口の病気もストレスが原因で発症・悪化する場合があります。

今回のブログでは、悩むやストレスなどの精神的な要因がむし歯や歯周病リスクを高めたり、悪化させたりする原因についてお話したいと思います。精神的な要因がむし歯・歯周病リスクを高める主な原因は下記の3つが挙げられます。

唾液の分泌量が減る

唾液には歯面の汚れを洗い流す自浄作用をはじめ、細菌やウィルスを殺菌したり、溶け始めた歯を修復(再石灰化)など、様々な働きがあります。しかし、悩みや不安、ストレスなどで精神的に負担がかかると自律神経のバランスが乱れ、唾液の分泌量が減ってしまいます。

唾液の分泌量の減少によってお口が乾燥してしまうと、唾液の様々な働きが低下するため、むし歯・歯周病や口臭などのリスクが高くなったり、悪化したりします。

歯ぎしり・食いしばりが起こる

悩みやストレスによって精神面が乱れると、就寝中に歯ぎしりや食いしばりが頻繁に起こるようになります。就寝中の歯ぎしりや食いしばりは無意識下で行われるため、歯や歯茎、顎骨などにかなり大きな負担がかかります。慢性的に歯や歯茎に負担がかかることによって、むし歯や歯周病が悪化する可能性があります。

免疫力(抵抗力)が低下する

ストレスによって緊張状態が続くと、自律神経が乱れ、免疫力(抵抗力)が低下します。むし歯や歯周病は細菌の感染症ですので、身体の免疫力が低下してしまうと、細菌が繁殖してむし歯・歯周病リスクが高くなったり、症状が悪化したりする場合があります。

また、喫煙者はストレスが溜まることによって、吸う本数も増えてしまいます。タバコは血管が収縮して血流が悪くなるため、さらにむし歯や歯周病リスクを高めてしまうため、注意が必要です。

上記のようにストレスはむし歯や歯周病リスクを高めたり、悪化させたりする可能性があります。歯やお口、全身の健康維持のためにもできるだけストレスを溜めないよう、自分なりのストレス発散法を見つけましょう。

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