生えかけの親知らずが痛む原因とは?
投稿日:2022年3月25日
カテゴリ:スタッフブログ
生えかけの親知らずが痛む原因について
親知らずが生え始めた際、様々な理由によって痛みや違和感を感じる場合があります。今回は生えかけの親知らずが痛む原因について解説したいと思います。
生えかけの親知らずが痛くなる原因
生えかけの親知らずが痛くなる主な原因については、下記のようなことが考えられます。
親知らずが周辺の組織を圧迫している
親知らずは永久歯の中で最後に生える歯です。歯茎を突き破って生えてくるため、痛みが生じます。さらに、生える際に周辺の歯や神経を圧迫することもあるため、それらによっても痛みや違和感を伴う可能性あります。
歯茎が腫れている
親知らずが生え始めると、歯と歯茎の間にわずかではありますが、隙間ができます。その隙間に汚れが溜まって細菌が繁殖すると、炎症が起こり痛みや腫れを伴います。口腔内に細菌が多い方は特に痛みを伴う可能性が高くなります。
親知らずの周囲に食べかすが蓄積している
斜めや横向きに生えている親知らずは、歯と歯茎の間にスペースができ、食べ物や食べかすが詰まりやすくなります。食べかすが蓄積すると歯茎を圧迫するため、痛みを感じることがあります。
歯茎を噛んでいる
歯は上下で噛み合うようになっています。上下の歯の生え始めるタイミングがズレてしまうと、一方の歯茎を噛んでしまうため、痛みを感じる可能性があります。
歯周病菌の繁殖による症状の悪化
親知らずが生え始めると、歯と歯茎の境目に形成される歯周ポケットに汚れが蓄積して歯周病菌が繁殖しやすくなります。そのため、歯周病の症状が悪化し、歯茎の腫れや痛みを伴うことがあります。特に30代になってから親知らずが生え始めた方は、歯周病の予防を心がけましょう。
虫歯になっている
親知らずはお口の一番奥に生えるため、ケアが難しく、虫歯になりやすいという特徴があります。親知らずのケアがきちんと行われていないと、虫歯になって痛みを感じることになります。親知らずが虫歯になると、周囲の歯にも悪影響を及ぼす可能性があるため、注意が必要です。
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