根充後のメタルコアの印象
投稿日:2020年7月14日
カテゴリ:院長ブログ
今日も蒸し暑い日が続きますが、札幌西区の皆様はお元気でおすごしでしょうか?
コアというのをご存知でしょうか?歯科医院では、患者さんに説明する時は土台と言っています。
コア(土台)は、根管治療(歯の根の中の神経の治療)が終わった後に、根管充填といって、神経を取った管の中(根管)に最終的なお薬(ガッタパーチャポイント)をつめていきます。
そして、お薬が固まってから、根管充填の次に来たときに土台の作製を行っていきます。
コアはファイバーコアとメタルコアがあります。ファイバーコアは保険でも作製できて、歯根の破折を防ぎますが、強度が弱いです。そのため、歯質がかなり残っていないとファイバーコアが折れてしまいます。
そのため、歯質があまりない症例ではメタルコアを使用します。メタルコアは金属でできているので、ファイバーコアのように破折しません。しかし、歯根破折の可能性はあるので、あまりコアを太くしないよう注意する必要があります。
差し歯被せ物でお困りの方は札幌市西区の村川歯科医院へどうぞ。
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