乳歯抜歯
投稿日:2020年1月10日
カテゴリ:院長ブログ
新年明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
本日は、乳歯の晩期残存抜歯を行いました。乳歯は、下から生えてくる永久歯が出てくると、歯根が吸収してきます。
そうすると、自然にぐらぐらしてきて、自分で乳歯を動かしているうちに抜けることがほとんどです。
しかし、永久歯が乳歯より口蓋側、もしくは唇側から生えてきた時に、うまく乳歯の歯根が吸収されないで、うまく抜けないことがあります。
そうすると、永久歯がはえるところに乳歯が残っているため、正常な位置に永久歯が生えてこなくなります。
しかし、麻酔して乳歯を抜くことで、永久歯は、徐々に唇や、舌に押し出されて正常な歯列弓の上に並んでくるのです。
しかし、あくまで永久歯が正常な位置に並ぶには、永久歯が並ぶだけの隙間が必要です。
隙間がない場合、歯列弓を拡大する装置で歯科矯正をする必要があります。拡大することで隙間を作り歯をきれいに並べることが可能になります。
札幌市西区で子供の歯並びでお困りの方は、ぜひご相談ください。
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