小児反対咬合
投稿日:2020年1月28日
カテゴリ:院長ブログ
小児の反対咬合は、小学生前なら、寝る前につけてもらう装置を装着します。
どのような装置かといえば、歯並びというのは、頬や唇や舌に接しているわけですが、頬や唇は外側から内側に歯を押しているわけです。舌は歯を内側から外側に押しているわけです。
そのバランスのとれたところに、歯が並んでいるわけです。しかし、下顎を前に出したり、唇をかんだり、口呼吸、うつぶせ寝などなど別の力が大きく歯にかかっている場合に、反対咬合などの不正咬合が起こったりします。
そこで、反対咬合の場合上の前歯に、外側から内側に歯を押している力、つまり唇や頬の力を排除して、内側から外側にかかる力、つまり、舌の力のみ残す装置を就寝中使用してもらいます。
そうすると、徐々に上の前歯は押し出されて、前方に動いていくわけです。
この装置は、比較的簡単な装置ですが、状況により必ず治るわけではないです。その場合、小学生くらいになってから、少し複雑な装置をいれて、今度は器械的な力で上の前歯を押し出していきます。
しかし、簡単な装置で簡単に反対咬合が治ればお子様にも負担が少なくていいですよね。
小児矯正でお困りの方は、ぜひ札幌市西区の村川歯科医院にご相談ください。
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