虫歯・歯周病リスクを軽減するブラッシング方法
投稿日:2022年4月13日
カテゴリ:スタッフブログ
虫歯・歯周病リスクを軽減するブラッシング方法
虫歯や歯周病をはじめとしたお口のトラブルを予防するためには、歯磨きなどの日々のセルフケアが重要となります。「私は毎日、何度も歯を磨いているのに良く虫歯になるのだけど・・・」と疑問に思う方もいらっしゃると思いますが、虫歯や歯周病を防止するためには、ただ歯を磨けばいいというわけではありません。
今回は、お口のトラブルを防止するためのおすすめのブラッシング方法についてご紹介いたしますので、セルフケアの際にぜひ参考にされてください。
自分の口腔内環境に適したブラッシング方法で歯を磨こう
従来は、歯ブラシを上下に回転させながら歯を磨く「ローリング法」が主流でした。
しかし、現在はより簡単で効率良く汚れを取り除ける「スクラッビング法」が一般的です。さらに歯周病になっている方などは、歯と歯茎の隙間に蓄積した歯垢を掻き出せる「バス法」などを組み合わせてのケアがおすすめです。
スクラッビング法
歯ブラシを歯に対して水平に当てながら、5㎜~10㎜小刻みに動かして磨く方法です。1~2歯ずつ優しい力で約20回ほど磨くようにしましょう。
バス法
歯ブラシを45度に傾け、歯と歯茎の境目に当てながら磨く方法です。スクラピング法と同様に、小刻みに動かして1~2歯ずつ優しく磨くのがポイントです。
上記のブラッシング方法が一般的ではありますが、患者さまの歯並びや口腔内の状態によって適した磨き方は異なります。虫歯によくなるという方は、歯科医院に伺った際にブラッシング方法をレクチャーしてもらうと良いと思います。
歯磨き後のすすぎはできるだけ少なくしましょう
市販されている多くの歯磨き粉には、フッ素が配合されています。フッ素はお口をすすいだ後も歯面に付着し、効果が持続するため、できるだけすすぎを少なくしてフッ素の効果が長持ちするようにしましょう。
【すすぐ際の水量の目安】
大人:すすぎ水は大さじ1程度(約15㎖)。
子ども:3歳~5歳は5~10㎖。6歳~14歳では10~15㎖。
飲食後の歯磨きを心がけましょう
飲食後はできるだけすぐに歯磨きをするようにしましょう。お仕事などで毎食後に歯磨きが困難な場合は、就寝前でも良いのでフロスや洗口液などを併用し、じっくり時間をかけて磨くようにしましょう。
■ 他の記事を読む■