バイオフィルムと定期健診の重要性
投稿日:2020年8月22日
カテゴリ:院長ブログ
お盆も終わり涼しくなりましたが、札幌西区の皆様はお元気にお過ごしでしょうか?
歯科医療は、今は予防の時代に大きくシフトしています。従来は、虫歯の洪水の時代と呼ばれました。そして、虫歯を削ったり、抜いたりして、被せものや詰め物や入れ歯やブリッジを中心とした時代でした。
もちろん今も行われていますが、近年は虫歯や歯周病を予防して健全な歯を守ろうという考え方になってきています。実際に30年くらいで12歳児の虫歯有病率は、半分以下になっています。
歯の予防で一番大事なのは、やはりブラッシングと規則正しい食習慣です。しかし、ブラッシングをいい状態に保つためには定期健診が欠かせないでしょう。
自分だけで口腔内の管理をパーフェクトに保つことは難しいですし、モチベーションも低下していくと思います。そこで、歯科医院で定期健診で検査することで、モチベーションの維持につながっていきます。
定期健診では、単に歯石をとるだけでなく、バイオフィルムを除去します。これが重要なのですが、バイオフィルムというのは、微生物が固相表面に形成した集合体。歯垢です。
これを、除去することが歯の健康を保つうえで重要なことなのです。
歯の予防や検診で歯科医院をお探しの方は、札幌市西区の村川歯科医院にご相談ください。
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