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歯並びが悪いことで生じる問題とは?

投稿日:2024年12月9日

カテゴリ:スタッフブログ

歯並びが悪いことで生じる問題について

歯並びが悪いことで生じる問題について

札幌市西区の歯医者「村川歯科医院」の歯科衛生士です。

歯並びや咬み合わせは見た目ばかりに注目されていますが、歯科の根幹ともいえる重要な分野です。歯並びや咬み合わせが悪い場合は、口元の審美性が低下するだけでなく、お口や全身の健康にも悪影響を及ぼす可能性があるため、注意が必要です。

今回のブログでは、歯並びが悪いことで生じる問題についてお話したいと思います。歯並びや咬み合わせが悪いと、下記のような問題を起こす可能性があります。

虫歯・歯周病リスクが高くなる

歯並びが悪いと、歯が重なり合った部分などがきちんと磨けないため、汚れが蓄積しやすくなり、虫歯や歯周病リスクが高くなります。虫歯や歯周病は歯を失う主な原因ですので、歯並びが悪い方は将来的に歯を失う可能性も高くなります。

口臭がきつくなりやすい

前述のように歯並びが悪い場合は、歯磨きが難しいため、汚れが蓄積しやすくなります。また、出っ歯や開咬などのきちんとお口が閉じられない歯並びは口呼吸になりやすくなるため、お口の中が乾燥します。お口の中が乾燥すると、唾液による自浄作用や殺菌作用が低下するため、細菌が繁殖して口臭がきつくなります。

一部の歯に大きな負担がかかる

歯並びや咬み合わせが悪いと、一部の歯に大きな負担がかかります。噛む力は非常に強く、歯や歯周組織に過剰な力が継続的にかかると、少しずつダメージが蓄積して歯が欠けたり、折れたりするだけでなく、歯茎が退縮したり、歯周病が悪化したりなど、様々な悪影響を及ぼす可能性があります。

発音や滑舌に影響する

歯並びや咬み合わせが悪いと、歯の隙間から空気が抜けることによって発音や滑舌がしづらくなることがあります。

顎関節症リスクが高くなる

歯並びや咬み合わせが悪い場合は、きちんと噛めるように無意識に顎を動かしたり、左右の噛む力のバランスが乱れたりなど、顎関節への負担が大きくなることによって顎関節症リスクが高くなります。

消化器官の負担が大きくなる

上下の歯がきちんと咬み合っていない歯並びの場合、咀嚼効率が悪くなり、十分に噛み砕かれずに食べ物を飲み込むため、胃や腸などの消化器官の負担が大きくなります。

顔貌が変化する

歯並びや咬み合わせが悪い場合は、噛みやすい部分ばかりで咀嚼するようになります。例えば片側ばかりでものを噛むようになると、お口周辺の左右の筋肉や顎のバランスが乱れるため、顔が歪んだり、左右非対称になったりと顔貌が変化する可能性があります。

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